東光寺
- 所在地
大分県 佐伯市蒲江
- 発注者
- 東光寺 様
- 構造・規模
- 木造 鉄筋コンクリート 2階建
- 実績紹介
- 東光寺は、臨済宗妙心寺派。正保4年(1647)無説円真禅師を開祖とし、薬師如来と縁が深いことから医王山東光寺と称しています。薬師堂には、西野浦の海中から応永13年(1406)に引き揚げられたと伝えられる薬師如来像が安置されています。薬師如来は近隣の漁師たちに海の守護仏として信仰が厚く、正月八日の縁日には参拝者で賑わいます
会館、庫裡は鉄筋コンクリート造の2階建て、山門、本堂、薬師堂、鐘楼、手水舎、他木造で建設されました。間口9間奥行6間後堂は位牌堂を持ち、右に銅板葺唐破風玄関を配し、奥に中庭、客層室を置く禅宗様の建物です。
担当者コメント
漁業を中心とした町の中心部に位置し、本堂の背後に広がる墓地に、朝夕参拝者が列をなし、先祖を大切に敬う気持ちが大きい地域性に感銘を受けました。
佐伯建設 社寺部 工藤伸二